【 ブログ ライトノベル 】ありがとう、先生って呼んでくれて。

教師は生徒に恋をしろ、そしてその恋、忘れるな。愛する人を忘れない限り 、人は道を踏み外さない。

【第20話】山中湖林間学園 Last day

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「うわぁ!!! また先生がいる!」

「ん?」


結局、自分の部屋で寝ることはありませんでした…


最終日は、森の中で林業体験をしました。

まずは、森の役割や森を守るための仕事について勉強したあと、実際に間伐を体験しました。


木を切り倒した時のダイナミックな光景。

 

そこから光が差し込んで森の中が明るくなる様子は、子供たちの心に残ったようです。


間伐した後は、その木を使って丸太切りをしました。子どもたちは、自分が切った木を大事そうに持ち帰りましたが


いったい何に使うのでしょう……


鍋敷きかな?


けっこうデカめです…

コースターぐらいのサイズ感ならよかったのに。


お昼は宿舎が用意してくれたおにぎりととん汁でした。


二日酔いの胃袋に染み渡る豚汁。


早く、お家に帰りたい……


帰りのバスは静かなもので

あっという間に帰校。

閉校式を済ませ、子どもたちを見送ったら、最終日の反省会です。

丸太がデカい

以上!

早く帰りたい!

「ビール余ってるけどぬるいよね」

「冷蔵庫にあるんじゃない?」

 

-------------------!!!

 

嘘でしょ…

結局、飲みながら反省会です。

ひとり、1缶ずつ…

反省会が終わると、引率の先生たちはそそくさとお帰りになられました。

職員室には5年担任のみ。

「疲れたね~」

「そうだね~」

「さて、漁火行く?」

「行こう行こう!」

このふたり……まじか。

明日から夏休みだし…

ま、いっか♬